楔22本目 自尊心

私にはメンターがいた。32歳のころまでだ。

入社2年目の私に対して、部長という立場であったが、様々な課題を出してくださった。それらの課題の中で、グループの課題を自分事として取り組むリーダーとしての意識を植え付けようとしてくださっていたのだと、ふと目にしたメールを見て、感じた。

 

その後、その部長は、事業部へ異動したいという私の意向をくんで、快く私を送り出してくださった。その後私はその事業部で上層部からの信用を失い、その部長に泥を塗ってしまうことになった。

 

その部長とは私はなかなか面と向かって話すことが難しい。なぜなら期待を裏切ってしまったからだ。こういった一つ一つの出来事、失敗をしてほったらかしにしていることの積み重ねで、自尊心が少しずつ失われている、と今日ふと気が付いた。

 

人生で大切なのは自尊心だ。それを保つ、さらに強くするために人間はかろうじて生きているといっても可能ではない。自尊心より大切なものは実はないのではないか?

それを守るために私は毎日もっと激しく戦わなければならない。

 

ランニング、足上げ20、ダンベル20、腕立て30、片づけ