楔18本目 友達について

親友の価値について、その体重を金にしたのと同じほどの価値がある、とかつての文豪が言ったらしい。ちなみにこれを現在の金のレートで換算すると約3億らしい。上場企業から日本人が生涯得られた金額とほぼ同等らしい。

自分の100歳に至るまでの職業像を描いて現在楔を打ち込みつづけているのであるが、人生トータルで見ると人生は職業だけでなはく、かつ引退後はどうしても職業以外の部分が多くなる。特に親友に関しては、修羅場をくぐるなどの経験がない限りは、学生時代の利害関係がない時代の友人との付き合いを大切にしてゆく必要があると思われる。特別なことをする必要はない。昔よく話し込んだ友人と再会し、お互いの胸の内、特に不安、なかなか言えないことを共有し合える仲であることを互いに確認できれば、非常に良い関係をひろげてゆくことができるのではないかと考える。

 

読書、のみ